地上納骨+洋型石塔
今回の春彼岸迄に依頼受けた墓地の紹介です。
山梨県北杜市の方面(雪・寒さ)ということや広さ等の条件を考えて上の写真のような墓地を提案して完成させました。
納骨室は地上納骨室と俗に言われているものでありまして土をかぶらない様式になっています。納骨室が地表に出ているといった方が分かりやすいと思いますがその上に洋型の石塔を載せています。地上納骨室が石塔の土台にもなっており一体化しております。この型は最近よく作られています。理由としては墓地分譲で墓地の面積自身が小さくなっているということや墓地を広く持っていても予算等の関係上墓地内にこのタイプの墓石を使う方がいる(墓地全体を囲わなくてすむため石材の使用量がおさえられる)からです。墓地の現場状況で向いている墓地タイプが考えられます。最近では、お参りや納骨しやすさなんかも考えて作られることも多いです。階段をなるべく作らないでお参り場所を確保するタイプ(バリアフリータイプ)が増えたのもそうした考え方からでしょう。
今日は春の彼岸入り(17日)です。お墓参りに行ったら最近の墓地を気にして見て下さい。